2015年03月24日

政府は米軍基地問題をうやむやにせず解決策を確立すべき

普天間飛行場の辺野古移設の件で、翁長知事が岩礁破砕許可の取り消しをちらつかせています。
それに対して政府は、岩礁破砕許可が取り消された場合は抗告訴訟を提起する方針を固めたそうです。

個人的には、沖縄は地政学的に重要な位置にあると思うので、沖縄に米軍基地や自衛隊の基地があるのはやむをえない気がしています。

ただし、それが衣食住エリアに近接しているのは、論外です。
そこに生活している方々に、過大な負荷をかけることになりますから。

だから、普天間にも辺野古にも、基地を置いてはいけません。


以前から思っているのですが、なぜ沖縄の無人の離島に基地を集約しないのでしょう。
無人島をいくつか供与するので、あとは国やアメリカの予算なりで基地と町を作って運営してくれればいいだけなんですが。

...やらないんでしょうね。
ゼロから町までを作り上げるのは、予算がかかりすぎますから。

あとは、アメリカ側も僻地に押し込められることに対して懸念を示しそうですしね。
贅沢な話です。

でも、日米地位協定という“不平等条約”がまかり通っている中では、いわば従来の誰かに負担を強いてそのぶんカネを握らせて黙らせるというやり方では地元の負担感はなくなりません。
政府はいい加減、役人仕事で問題の本質をうやむやにせずに日本にとってもアメリカにとっても沖縄にとってもより良い解決策を確立してもらいたいです。



Posted by 仙台三郎 at 12:37│Comments(0)
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