2015年05月15日

土を凍らせるお金があったら新しい発電技術の研究に投じてもらいたい

福島第一原発の汚染水対策で、東京電力が凍土壁の試験凍結を始めたそうです。
まだやってるのか、効果もわからないのに。

こんな効果があるかどうかも分からないバカげた対策に、1年近くの準備時間を費やす意味はあるのでしょうか。
はっきり言って、有効な打ち手がないから思いつく方法を試しているだけ、という感じです。

あの、事故当初にヘリコプターで建屋内のプールめがけて上空から放水した愚策と、同じレベルに過ぎない気がします。
こんなのにも公費が投じられているのかと思うと、ウンザリです。


そもそも原発は、使用済み放射性廃棄物の処理方法が確立しないうちから“実戦投入”してしまった、未熟な発電手段です。
ですから、一度“道を踏み外し”てしまうと元の道に戻ることがほぼ不可能なんですね。

こんなでたらめなテクノロジーを、よく21世紀のいままで使ってきたものです。
放射性廃棄物の処理方法が土に埋めるか海に沈めるしかないなんて、いまどき生ごみでもやらない幼稚な方法ですよ。

こんな危険で迷惑極まりない発電方法は、とっとと見切りをつけるべきです。
土を凍らせているお金があったら、新しい発電技術の研究に投じてもらいたいですね。



Posted by 仙台三郎 at 08:20│Comments(0)
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